
今後日経平均株価が上昇すると予想した場合、コール・オプションを買います。現在の株価が1万3000円として、権利行使価格1万4000円、プレミアム100円のコール・オプションを1枚買ったとします。
損益分岐点=1万4000円+100円=1万4100円となります。
限月のSQ(日経平均株価)が、1万4100円を超えていれば利益になります。日経平均が上昇するほど利益が拡大するので理論上、利益は無限大です。ただし日経平均が1万4100円以下に下落した場合は損失となります。ただし損失は、プレミアムの初期投資額10万円(100円×1000倍)に限定されます。
グラフで見た場合、以下のような損益線を描くことになります。
--
プット・オプションの買い
今後日経平均株価が下落すると予想した場合、プット・オプションを買います。現在の株価が1万3000円として、権利行使価格が1万2000円、プレミアムが100円を1枚買った場合、
損益分岐点=1万2000円−100円=1万1900円となります。
この場合は、日経平均株価が下落するほど、利益が大きくなります。ただし損失は、プレミアムの初期投資金額10万円(100円×1000倍)に限定されます。
グラフで見た場合、以下のような損益線を描くことになります。
以上、オプション取引での、買いから入る取引は、損失限定・利益無限大の取引となります。
ここでの注意点は、株取引の場合は、株価が変動する方向さえ、予測できれば、利益が得られるわけですが、オプション取引の場合(先物の場合もそうですが)、SQ日までに変動する方向を予測しなければならないということ、また何円以上、上がるのか、あるいは下がるのかという、権利行使価格(予測される価格)を明確に決めなければいけないということです。
さらに、ATMやそれに近い、比較的安全な場所に買い建てると、プレミアムもそれだけ高くなってしまいます(値動きも原資産の動きに近づく)。また時間の経過、IVの低下もプレミアム低下の原因となります。
以上のような要素から、コール・プットとも買い建てる場合は、一般的に短期売買、IVの上昇が予想されるときに買い建てるのが一般的です。またSQ日が近づくと値動きが激しくなるのも先物と同様です。
損益分岐点=1万4000円+100円=1万4100円となります。
限月のSQ(日経平均株価)が、1万4100円を超えていれば利益になります。日経平均が上昇するほど利益が拡大するので理論上、利益は無限大です。ただし日経平均が1万4100円以下に下落した場合は損失となります。ただし損失は、プレミアムの初期投資額10万円(100円×1000倍)に限定されます。
グラフで見た場合、以下のような損益線を描くことになります。
--
プット・オプションの買い
今後日経平均株価が下落すると予想した場合、プット・オプションを買います。現在の株価が1万3000円として、権利行使価格が1万2000円、プレミアムが100円を1枚買った場合、
損益分岐点=1万2000円−100円=1万1900円となります。
この場合は、日経平均株価が下落するほど、利益が大きくなります。ただし損失は、プレミアムの初期投資金額10万円(100円×1000倍)に限定されます。
グラフで見た場合、以下のような損益線を描くことになります。
以上、オプション取引での、買いから入る取引は、損失限定・利益無限大の取引となります。
ここでの注意点は、株取引の場合は、株価が変動する方向さえ、予測できれば、利益が得られるわけですが、オプション取引の場合(先物の場合もそうですが)、SQ日までに変動する方向を予測しなければならないということ、また何円以上、上がるのか、あるいは下がるのかという、権利行使価格(予測される価格)を明確に決めなければいけないということです。
さらに、ATMやそれに近い、比較的安全な場所に買い建てると、プレミアムもそれだけ高くなってしまいます(値動きも原資産の動きに近づく)。また時間の経過、IVの低下もプレミアム低下の原因となります。
以上のような要素から、コール・プットとも買い建てる場合は、一般的に短期売買、IVの上昇が予想されるときに買い建てるのが一般的です。またSQ日が近づくと値動きが激しくなるのも先物と同様です。
スポンサーサイト

| ホーム |